Sunday, June 19, 2016

ファームツアー  Farm Tour




土曜日の昨日は、
この界隈で開催されているファームツアーに参加しました。
地域でがんばる小型農場・牧場を知ってもらう為の催しで、
10周年の今年は
22のファームが週末二日間、
午後の時間を開放してくれていました。

自分がスーパーで買う野菜が実際に育っているところを見たり
動物が飼育されている場所に行ったことのない人たちが
たくさん来てましたよ。
雌の七面鳥…とガチョウの後姿w

うちには野菜も少しは育っているし、
動物もいたりもするし、
これからもビジネスとしてやっていくつもりはないのですが、
それでも本当に仕事として成り立っている農家を見るのは
勉強になります。


七面鳥の赤ちゃん 


アルパカ牧場にも行ったよ~




どこも一般に公開できるくらい
しっかり管理ができているところばかりなので
3軒周ったところは全部、
清潔で動物たちも元気そうでした。







若いご夫婦で2年前に東京ドームの7倍くらいあるベリー農場を買って
以来どんどん拡張を続けてがんばっている農場にも行ってみました。
陽気で大柄なご主人と
もうすぐ一人目の赤ちゃんが生まれる奥さんのコンビが
夫婦漫才みたいでした 笑

もうすぐブルーベリーのシーズンなので
その準備中です。

ブラックベリーは収穫中

うちとはスケールがもちろん全然違うのですが、
ここまでかっちり管理するのが
どれだけ大変なことなのかは
想像がつきます。 

「美人で頭のいい奥さんで助かるんです~」
という旦那さんにすかさず、
「このヒト、ベリー栽培のことならなんでも知ってる天才なんですよ!」
と返す奥さん。

チームワークがいいんだろうな。
これだけ広いと喧嘩しても誰にも聞こえないだろうけどね! (・∀・)


たわわに実っているブルーベリー


こちらは七面鳥牧場。
樹齢が100年以上というクワの木の木陰で
ガチョウと七面鳥とニワトリたちが涼んでいました。


何年か前に、
七面鳥を買いに来た地域のドイツ人の人に
クリスマスに食べるガチョウを探しているんだけど。。。と相談され、
以来ガチョウの飼育も少しだけするようになったそうです。
個人経営の農家って
そういう自由なところもいいですね。
農場をしながら
宅配便のドライバーもやっているそうですよ。

ガチョウたち

七面鳥農家と言っても
何百羽も七面鳥を飼っているのではなくて、
だいたいその年の感謝祭やクリスマス用の七面鳥の予約受付をして、、
春にたくさん卵を孵化させた後
必要な数のヒナだけを残し、
後のヒナは自宅で飼育する(大抵は食べるために)人たちに
売ってしまいます。
大きくなるまで育てる手間がないぶんヒナは安く買えるので
途中で死んでしまうことも考えて、
みんな5羽、6羽と買っていくので
ヒナの需要も結構あるそうです。


アメリカでは雄の七面鳥を”トム”といいます。
綺麗なトムだ~

乳ヤギ飼育や野菜の栽培もやっているこの農家には
お茶目なロバもいました。

アルパカ農場にもいたけど、
ロバは馬よりも縄張り意識が強く、
いざという時は仲間や自分の身を守るために
攻撃的になることもできる動物なので、
コヨーテや野犬から家畜を守るため
ロバを飼っているところがたくさんありました。
ジュリエットという名前のロバさんです。
大事な役目があるのね~

3軒の中で唯一ミツバチ飼育をしているお宅が
一軒だけありましたが
蜂飼育の説明はなく巣箱も素通り~。。。
あまり手広くやっている感じじゃなかったけど、
ミツバチはたくさん飛んでいました。



土曜日は家畜飼育を中心にした小さな農家2軒、
後はベリー農場に行きました。
小さいといっても牧場ですから、
かなりの広さです。

日曜日の午後は、
商売というよりも、
肉や卵の為の動物飼育と野菜栽培でなるべく自給自足に近い生活をし、
余分な収穫を地元の市などで売っている
さらにさらに小規模な農家2軒を周る予定です。
両方ともうちと変わらないくらいの土地の大きさですが、
それでも余るくらいの収穫があるんですね。
ミツバチ飼育に力を入れているところも一軒あるらしいので、
いろいろ教えてもらえるかな?

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