Friday, December 4, 2015

次男が撮った車窓風景  Views from car window by my son





世界中で悲しい事件が続いていますね。

我が家は子供たちがもう大きいので、
ニュースや学校で聞きかじった話から
はっとさせられたりうーん。。。と考え込んでしまうような
半端ない質問や意見がよく飛び交います。

銃規制法案にしても、
宗教差別やテロリスト問題にしても、
家族内だけでもこんなにいろいろな意見があるのだから、
人々の間で様々な物の見方、考え方があるのは
当たり前ですね。



どうすればいいのか、
一番正しい意見は何かなんて
私にはわからないし
そんなもの最初からないのかもしれないけれど、

子供たちには
自分の考えを周りに思いやりを持って的確に伝える術とその勇気と、
そして周りの人間の意見にちゃんと誠意を持って耳を傾けることの大事さも
学んでほしいです。

今朝は学校に行く道の車中でも、
普段の学校の話からクリスマスの話から続いて、
今朝のニュースで取り上げられていた事件の話まで
ずーっと会話が途切れることがありませんでした。


日の出の時間はさらに遅くなって、
ちょっといつもよりも遅めに家を出たのに
お日様がちょうど顔を出すところでした。


助手席に座った次男が私のカメラをいじっていたのは見てたけど、
こんなにいっぱい撮ってたのか 笑


朝のニュースで目の当たりにした光景とは打って変わって
今日ものどかな朝でした。

それでもふと、
テレビで見たパトカーの列やストレッチャーで運び出される怪我人、
現場の道で抱き合って絶望の中泣き崩れている人たちの顔が
頭に浮かびます。


どっちが現実なんだろうなんて、
一瞬考えてしまったけれど
両方とも現実なんですよね。



朝焼けのオレンジに包まれて
暖かい車内で揺れる私の息子たちには
一体これからどんな将来が待っているのでしょう。









 そろそろ辺りを白く覆った霜が消え去り、
太陽から伸びてきた光線に地面が照らされて
硬く凍った草や葉っぱが少し緩んで色が戻ってくる頃です。 



 いつもならホッとするこの時間が今日はなんだか
この空の向こうにある現実とあまりにもかけ離れすぎていて
逆に信用できない無情な光と暖かさに思えて、
今朝この景色をカメラに撮ろうと思った
次男の心の柔軟さだけに
なんとなく希望を託しているのです。


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