Sunday, September 20, 2015

小さな命 A little life




ウサギの赤ちゃんって、
生まれてすぐを見て
かわいいと思うか思わないかっていうのは
人によって差がありそうですが、
守ってあげなくちゃって思わせるか弱さと一緒に
生きる力の強さを感じさせられるというか。

まぁ、赤ちゃんってなんでもそうか。

シルバの赤ちゃん6羽。
本当だったらそろそろ毛も生えてきて
ますますかわいくなってるはずだったんだけど。


まだ毛も生えてなくって
目も開いてないんだけどね。
お腹が空いていたり
寒すぎたり暑すぎたりすると
すごい力で動くんですよ。

全身ピンクで力一杯足を動かして
何も見えてなくても
どんどん動いていく姿。

一目見た時、
かわいい♥っていう感情と一緒に
すごいな~って
尊敬の念が生まれるっていうか。

何度経験しても
私にとっては感動モノなんです。


そんなうさベイビーたちですが、
ちょっと前に生まれたシルバの赤ちゃん6羽。

あんなに元気に生まれて来たのに、
ママうさぎのシルバは育児放棄をしてしまいました。

新米ママだったからかな~
よくわからないけど。

元気いっぱいで生まれて来た赤ちゃんたちは
ママにおっぱいももらえず
お腹が空いてママを探して動き回ったあげく兄弟バラバラになってしまって
翌日の早朝私が覗きに行った時には
すっかり体が冷え切っていました。

急いでその日の予定を全部キャンセルして
体温をあげて子ヤギ用のミルクを飲ませて
ウサギの赤ちゃんは難しいって聞いていたけど
それでもできる限りのことはやってみました。

でも結局一番弱弱しい赤ちゃんから順番に
次々と死んでしまいました。



そして、その2日後に生まれたヘーゼルの赤ちゃん2羽。

ベテランママのはずのヘーゼルもなんだかおかしくて
せっかく自分で作った巣の中じゃなくて
ウサギ小屋の網の上に産んでしまっていました。

網の上の赤ちゃんの上に座って
一生懸命温めようとしていたけれど
数時間後に私が納屋に行って発見した頃には
1羽は虫の息。
もう1羽は冷たくなっていました。 (こっちはもしかしたら死産だったかも)

残った1羽も体は冷たくてやっと息をしている状態だったけど
私が育てようとするよりも
もしかしたら元気になる可能性があるかもと
そっと巣の中に赤ちゃんを入れて
後はヘーゼルが母性本能を再発揮するの信じて待つことにしました。

血の気が引いて白っぽかった赤ちゃんは
30分後にはピンクになって
お腹もミルクが入って丸くなって
すやすや眠っていました!
まだまだちっちゃい耳

その翌日には
前足に寝床のワラがきつく絡まって
うっ血で頭と同じくらいの大きさに腫れ上がっていましたが
それもハサミで少しずつワラを切ってほどいたら
数時間後にはもとのサイズに戻りました。
2日経った今は
両前足を上手に使って
巣の中を這いまわってます^^

たくさん兄弟や友達と大きくなるはずだったのに、
そして産まれてすぐからいろんな大変なことがあったけど、
元気で大きくなってほしいな~

小さいけれど、
大きな命。


少し毛が生えてきて色がわかります。
ママうさ・ヘーゼルそっくりになりそうです。








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