Thursday, September 17, 2015

どんぐりの森 Acorn forest




 どんぐりの季節ですね。

家の敷地周りにたくさん樫の木があります。
早朝でまだ太陽が森の向こうにいた薄もやの中、
今年もたくさんどんぐりできているかな~と
探してみました。


ドングリにも長細いのや
帽子が天パーみたいにもじゃもじゃのとか、
いろんな種類があるみたいですが
この木のどんぐりは
つるんとして、
まんまる~いかわいいドングリ。

茶色に熟れて地面に落ちると
ヤギもニワトリたちも
大喜びで食べてます。



ひんやりとして静かな森では
この朝はなぜか
あまり鳥の声もしていませんでした。

この辺りはほんのり「カブトムシ」の香りがするって
いつも思います。

たぶん腐葉土みたいな匂いなのかな~
ここでこの匂いを嗅ぐと
カブトムシやクワガタの幼虫を飼っていた
子供の頃の日本の夏休みを思い出します。


卵を探しながらゆっくり通り抜けようとすると
どこからか「グッグッグッ」と音が聞こえました。

後戻りして声の主を確かめようとすると何も聞こえないけど、
また一足踏み出すと

「グッグッグッ」


リスかな?

↑ の画像の中に
9匹のリスがいてこちらを見ています。
見つけられましたか?


ウソ。

じーっと立って目を凝らしてみたけれど
どこにいるのかわからない。
一匹も見つけられませんでした。
この木の上から
一体何匹のリスに見張られているんだろう^^;

「グッグッグッ」と、
なんだか抗議されてるような声を背に受けながら
その場所を離れました。


森の入り口の周辺は昔は牧場になっていて
ほんの7年前までは馬が8頭飼われていたそうです。
最近この広大な土地の所有者の家族と知り合って
いろんな話が聞けました。

馬泥棒に続けざまに3頭も
大事にしていた馬を盗まれて
そこで馬を飼うのをやめてしまったのだそうです。

綺麗に整備されていた牧場は
7年の間に森の木が生え始め
鹿、アライグマやウサギ、スカンク、ハクビシン、
フクロウやタカ、
そしてたくさんのリスたちが住むようになって、
牧場になるもっとずっと前の
本来の森の姿に戻りつつあります。


森もいいけどね。

こんな木の合間から馬が顔を出して
リンゴをねだりに柵のところまで来ても
楽しかったのにな~。。。

なーんてね。

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