Tuesday, August 11, 2015

明け方の訪問者 A visitor at dawn




早朝に玄関先の鉢植えに水をあげて、
そのままポーチの階段に座って傍で遊ぶブルーを眺めていたら急に、

ブーーーーーン

と羽音がして、
反射的に身をかがめました。

音だけで想像すると、
すごいでっかい蜂が来たかと思って。

母が植えてくれた白いビンカとそろそろ終わりの背高バーベナ

音のする方を向くと!
なんと!
いると噂には聞いていたけれど!
2年前に引越して来てから我が家に初めて訪れた!(たぶんw)

ハチドリ!!!

私が動くと逃げるかなと思って
カメラを持ったまま身じろぎもせずに見つめていると
私の顔のすぐ横まで来て
隣のベゴニアの赤い花を覗きこみました。

グレーっぽい色の体に光沢のある青緑。
細くとがった針みたいなくちばし。

じっと見つめていると
小さな瞳が動いてこちらをチラッと見た気がしました。


次の瞬間、
また力強い羽音をさせて
抜群のコントロールで
↓ このホスタの花の真ん前で静止。

激しく動く羽はほとんど見えません。


蜜ありそうかな~?って見ているのかな?


私はこのベコニアとその向こうに見える鉢の間に座ってたんですよ。
 ホスタの白い花の廻りを小さく一周して
また私の顔のすぐそばを通り抜けて、
今度は奥のベコニアを覗きに行って。

一つ一つの花の前ではじっと止まっているのに、
花から花へのその移動速度の速いこと。


かなり長い間鉢から鉢へと行ったり来たりしていたので
チャンスかもと思ってそっとカメラを構えると、


もう一度

ブーーーーンと、

大きな羽音。


ベコニアの方を向いたまま後ろ向けに飛んで、
その姿を座ったまま目で追う私を
またあの黒い瞳でチラッと見降ろして、
登ってきた太陽の白い光線にまばたきをしたと同時に、
ふっと朝霧の中に消えてしまいました。



もともとはね、
引越して来てすぐに
畑よりも先に玄関先の花壇をがんばる予定だったんですよ。

だから、このブログもガーデニングに登録してたしw
カテゴリにも『花』っていうの確か作ってたし。

でもなかなか植えたい草花を吟味したり勉強する余裕がなくて
息子のマーチングバンドがいっそがしくて、
そのうち畑が面白くなって、
雑草に負けて、
動物たちに赤ちゃんが生まれたりして、

花壇は2の次の次くらいに後回しにしてしまっていたのです。

母が滞在中に手伝ってくれて、
おかげで少し花が見れるようになって、
さて、秋の花壇はどうしようかと思っていた矢先のこと。



あんな小さいハチドリが一羽だけで、
大丈夫なのかなぁ~

がんばっていっぱいの花を咲かせて
いい環境を作ったら、
そのうち仲間も連れてきてくれるかな?

ハチドリ用の餌も置けば話は早いんですが、
うちは猫がうろついているからねぇ。


いろんな虫や鳥がたくさん遊びに来てくれる庭を夢見て、
ただいま作戦を考え中♪

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