Friday, July 29, 2016

キミの名は  Who are you?



今朝は久しぶりに急ぎの用事がなく、
前庭の草むしりをがんばろうと思って外に出ました。

小一時間しゃがみこんで草むしりをしていると
どこからか視線を感じて思わず顔をあげたら
この大きな子がのっそのっそと
びっこを引きながらやって来るところでした。





一瞬ドキッとしたけれど、
ヨダレは口角が下がっているから、
ハァハァ言っているのは暑いからだけで
別に病気とか興奮しているわけではない様子。

立ち上がった私を見上げて尻尾を振りながら
ゆっくり傍を通り抜けて、
うちの芝生の木陰にどさっと寝そべりました。

それを見届けてからわたしもまた草むしりに戻ると、
3時間ほど私が動き回るのを
寝そべったまま目で追っています。
私が見えない場所に行くと起き上がって、
見える場所までゆっくり移動して、
お互い話しかけたり触ったりはしないまま
少しずつ仲良くなりました。

「おいで」の意味もわかっていて、
家の中に入りたそうにしていたし、
首輪があるので誰かのお家でかわいがられているワンくんかな。
態度からしてなかなかおりこうさんです。

左前脚が痛むようなのが気になるけど。

我が家にはでっかい犬が2匹いるので
ノミだらけで予防注射もしてないかもしれないこのワンくんを
今家の中に入れるわけにはいきません。

餌とお水をあげたらぺろっと食べて
今度は玄関先に寝そべって
くつろいでいるようだったので、
写真を撮って、
フェイスブックで誰か知っている人がいないか聞いてみようと
いったん家の中にもどりました。


フェイスブックに載せてから保健所に連れていけばいいのかな~
獣医さんに連れて行ってからの方がいいのかな~


いろんなことを考えているうちに、
このワンくんがうちの2匹と一緒に
ソファで寝そべっているのを想像してしまいました。

疲れてるみたいだけど、大きさ的には
ブルーのいい遊び相手になるかな。

大人しそうだな~

湖に連れて行ったら喜ぶかな。

でも去勢はちゃんとしとかないとな。

飼い主さんが見つからなかったら。。。


もう一度顔が見たくなって外に出たら、
さっきまで寝そべっていたところには
空になった水の容器だけが残っていました。

走って道路まで出てキョロキョロして、
お向かいの住宅地の奥の方まで覗いてみたけれど、
あんなにびっこを引いてゆっくりゆっくり歩いてたのに、
ワンくんの姿はどこにも見つかりませんでした。

ずいぶんでかいし、
ヨダレだらだらだし、
雄犬だし、
またまた黒犬だし、
全然理想からはかけ離れてたけどー
なんだか運命を感じたワンくんで。

探していた飼い主の人が通りかかって連れて行ったんならいいけど、
まださまよい歩いてるんだったらどうしよう~



一回だけ。



一回だけこの辺を
車でぐるっと廻ってみようかと思います。


うん。


そうしよ。
(夫には内緒w)


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