飽きない場所 the place I never get tired of

 

 

せっかく子供たちの春休みに合わせて

パパがやっと休みを取ったのに

長女はバイト、長男は友達とキャンプ、

次男はお腹の風邪で、

私と３男との３人だけでお出かけでした。

 

山とか空とか、木とかー

いつもだと見る方は飽きてしまうかな？

もっと気の利いた写真が撮れればいいんだけどね。

 

 

６年ほど前のちょうど今頃、

子供たちの春休みで

私たちはこの湖のほとりにあるキャンプ場にいました。

 

山の上から見下ろしているのでわかりにくいですが、

この湖も結構標高の高いところにあるんです。

 

初めて行くキャンプ場、

どんどんどんどん、

山に登ってやっとたどり着いたのを覚えています。

行きたかった海のキャンプ場は、

１年前から予約をしないとダメだと言われて

ここは、その次に行きたいと思っていた場所でした。

 

すっごく綺麗な場所らしいのに、

予約はガラガラ。。。

 

ずいぶんと山奥にあって不便だからかな～と思いながらも

予約が間に合ってホッとして

張り切って行きました。

 



 

湖だから、水着を持ってー

バーベキューの用意や、ボート遊びの道具とか、

３泊４日、十分に遊べるように準備万端で出発♪

 

片道５時間以上かけてたどり着いた

だれ～もいないキャンプ場で

一番よさそうな場所を確保して

木切れを拾ったり、犬たちを散歩させたり、

いろいろ用意していたら

すっかり暗くなって、

泳ぐのは明日ねぇということで、簡単に晩ごはんをすませて

ポップアップという、ちょっとオートキャンプ？みたいなのをレンタルしてたので

寝心地のいいベッドにみんな収まって早めに寝ました。

 

 

そして、夜中に寒すぎて目が覚めて外を見たら、

なんと、雪が降っていました！

 

翌日から帰る日までずっと氷点下の気温で

翌朝一番に一度山を下りてスーパーでヒーターを買って、

あとの３日間は持ってきた洋服を全部着込んでちょっと散歩に出たくらいで、

ほとんどポップアップの中でゲームなんかして過ごして、

キャンプ場、空いてるはずだ～！

と、いうオチでした。　笑

 

 



散歩で震えながら歩いた湖の畔で

若者グループに会いました。

キャンプ客ではなくて山のふもとに住んでいて、
釣りに来るのに下見に来たけど、

寒すぎて予定を変更するとか。

キャンプに来てるんですか？！って

びっくりしていたけれど、

もう一つのゲートの売店は開いてますよと

親切に教えてくれました。

 

 



風もなくて、穏やかだったけど、

とにかく寒くて凍えそうになりながら見た湖は

見たことないような青色に透き通っていて、

鼻をすすりながらも見入ってしまいましたー

 

 

 

無事、なんとか生き延びて

帰れることになった道中、

湖の青色と若者グループの人のいい笑顔を思い出しながら

 

こういう場所に住んでいる人は

こんなに綺麗な景色でも

やっぱり見飽きたりするのかなぁなんて

 

考えていたのを覚えています。

 

 

今日も山の上は少し肌寒かったけど写真を撮っていたら、

フロリダから来たという家族に出会いましたよ。

 

キャンプに来ているわけではなかったみたいだけど、

Tシャツしか着ていなくて寒そうでした。笑

ジョージア州はどっちの方向ですか？って聞かれたけど

私たちもよくわからなかったので　＾＾；

罪滅ぼしに集合写真を撮ってあげました。

 

「どこから来たんですか？」

 

と、聞かれた夫が

 

「いや、この山のふもとを少し行ったところにある町に住んでるんですよ～」

 

って答えていて、

キャンプでのことを思い出して

心の中でちょっと笑ってしまいました　（＾ｍ＾