Tuesday, April 29, 2014

大きくなったら  When I grow up



 
 雨予報だった昨日は結局雨は降らず。

でも今日は予報通り朝から雨が降ったりやんだりです。
 
 
霧雨みたいな雨がちょっと降って、
この空模様だとまた降り出すはずで、
今週はこんな天気が3、4日続くらしいです。
 
雑草はまたいっぱい出てくるだろうけど、
昨日もやし大豆や枝豆、きゅうりの種も撒いたので
ちょうどよかったかな。

結構奥の方は斜面なんですよ~


 
 
子供の頃、大きくなったら何になりたい?と聞かれると
私はいつも「獣医さん!」と答えていたのを覚えていたので
子供の頃なりたかったのは獣医さんだと
ずっと思っていました。
 
でも、もっと昔は私は動物園の飼育係の人に憧れていたのを
つい最近になって思い出しました。
 

子供の頃動物園に行くと、
私が行きたい場所はいつも『関係者以外立ち入り禁止』の札がついていました。

閉じられた扉のその注意書きを恨めしそうに見ていると、
ドアが急に開いて
バケツを持った制服を着た人が出てきたり、
逆に私の後ろから野菜が山盛りの3輪を押して来た人が
何の迷いもなくそのドアを開けて
さっさと中に入っていくのが
とても羨ましくて、憧れました。
 
遠足とか家族との週末の遠出とかでしか行けない動物園に
毎日行けるんですよ? 笑
 
でも、少し大きくなると
「動物園の飼育係の人」っていうのが
「野球の選手!」とか「お姫様!」とかみたいに、
なんだか幼稚で現実味のない夢のように思えたり、
そして「獣医さんになりたいんです」というと、
周りの大人にウケがよかったり(笑)

獣医大学に行って勉強をしたら獣医さんになれる、みたいな
なんか進路としてもわかりやすい目標のような気がして
中学校にあがるくらいまでは、
そんな理由で獣医さんって思ってたのかもな~

飼育係になるにはどうすればいいかとか
見当もつかなかったしね。

日本にずっと住んでいたら、
動物園で仕事できてたかなー??笑
 
動物の病気や怪我を治す仕事は大事だけれど、
私がやりたかったのは
 毎日寝床を綺麗に掃除して餌をあげて、
同じ動物をかわいがって長く触れ合いながら
最後まで一番近くで見届ける、

これだったのかも。


 
そしてアメリカの高校を卒業して帰国したバブル崩壊直前、
東京の丸の内オフィス街の証券会社で
バリバリ仕事をする大人たちのお手伝いをする機会がありました。

いつかはNYのウォール街で仕事するかな!

とか思って
それがきっかけでアメリカの大学では国際金融や経済の
勉強をたくさんしました。
 


 
でも、がんばって勉強していた大学時代私が
本当に憧れていたのは
もしかしたらNYCの摩天楼じゃなくて、
丸の内の高層ビルの中で見た
自分がやりたいことをプライドを持ってがっつりやりながら
思い切り楽しんでいる人たちの生き方だったのかも。



大学生の長女と高校2年生の長男と、
将来の話なんてたまにするようになりました。

2人とも今のところは、
まったく何がしたいか見当もついてないみたい。

具体的に決めていたって、
私みたいに途中でどんどん変わっていくこともあるしね。

でもね、
小学校でやった飼育係だって、
丸の内で経験したこと、大学で学んだことだって、
その後に住んだいろんな土地や出会った人たちや今の暮らしだって、
何一つ、無駄なことしたなーやらなきゃよかったって
思うことはないからなぁ

もっともっと、
あれもこれもやりたかった~っていうのはあってもね!

だから、何でも好きなやりたいことだけ、
それだけを一生懸命やってたら
なんかいいことあるんじゃない?なーんて
能天気な母親なんですが、

私だって、
まだまだやりたいこといっぱいあるしね!

子供たちが大きくなるにつれて
だんだん手伝えることは少なくなるけど、
これから大事なのは親の私が
毎日の生活を大事に過ごしている姿を見せることなのかな、
なんて思ったのでしたー




 
 
 
 
 


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